守破離(しゅはり)の精神

こんにちは!NANO(@nanolifedesign )です!

みなさんは「守破離」(しゅはり)という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

聞いたことがある人は多いと思いますが、初めて聞く方はぜひ参考にしてみてください。

守破離とは

千利休が茶道の心得、作法を初心者にもわかりやすいように和歌形式で百首集めたもの

「利休百首」または「利休道歌」と呼ばれるものがあります。

利休百首 : wikibooks

始まりは

「その道に入らんと思ふ心こそ我身ながらの師匠なりけれ」

何事も自発的に習ってみようと思う気持ちが大切、その心を持てば、自分の中に師匠が生まれる。

というような意味合いです。物事を学ぶ、始める際の心得を説いています。

 

後につづく百首には実践的なマニュアルのようなルールを列挙しています。

 

そして最後の百首目に

「規矩作法 り尽くしてるとも るるとても本を忘るな」

(※規矩(きく)作法とは規則や決まり事のことをいいます。)

「守る・破る・離れる」の3文字から「守破離」という言葉が生まれ

武道や茶道など、文武両道の世界で広く用いられている言葉です。

それは現代のビジネスの世界まで語り継がれており、「千利休」が残したプロフェッショナル論として有名です。

守破離の精神

『守』師を敬い、規則、規範、決まり事を忠実に習う。
鍛錬、経験を積み、洗練させ、基本から個人の形を生み出す。
離』これまでの経験に捉われることなく、独自の道を切り開いていく。しかし、基本を忘れてはならない

 

守破離とは道を究める修行の3段階です。

1万時間の法則

アメリカのジャーナリストのマルコム・グッドウェル氏が提唱した法則で

成功者の多くは1万時間全力で費やし、天才と呼ばれるまでの境地となっているのです。

やらされるのではなく、「自らが全力で」がポイントです!

1万時間と聞くとなぜか果てしない数字のような気がしますが

1日9時間、365日の計算でおよそ3年です。

1日8時間、269日(土日休み)で4年半ほどです。

仕事をしてると気づけば3年4年ぐらい立ってますよね。

個人的な守破離の精神(仕事)

(ここからは個人的な考え方によるものです。参考になる方はどうぞ。)

『守の心得』

新しい仕事を始めるときは、0ベースでスタートする

なにか知識や少し経験があったとしても、すべて未経験のつもりで挑みます。

知っている知識が正しいのか、会社で使えるのか、会社のルールに合わない可能性もあります。

会社で使える知識は上司や先輩に伝え、指示に従うことが大切です。勝手な行動は統一感を乱すおそれもあります。

憧れをいだける人、実績を出している人、信頼できる人など、目標にできる人を見つける

なにか成し遂げたくて、憧れて、稼ぎがほしくて、人はいろんな理由によって仕事をしていると思いますが

まずは目標となる人を明確にし、真似てみたり、分析したり、考え方を習ってみたりなど基礎ベースを作ります。

自分の仕事に責任をもち、信頼、実績を得るまで積み重ねる

基本を積み重ね、責任をもった行動(自分の仕事をきっちりこなす)ができると、やがて周囲からの信頼を得ることができます。

責任は大きくなり、後輩に教える立場になるなど、仕事環境が大きく変わるタイミングです。

『破の心得』

の心得』が当たり前にできるようになり、目標となる人を目指す

基本が当たり前にできるようになり、良い悪いの判断がつくようになります。

また後輩に基本を教える。目標となる人を目指す第一歩の段階です。

基本+独自性を見出す

基本的なことはできて当たり前、いままで培った経験をもとに意見を提案する、そして実行します。

基礎ができる、信頼がある、責任感がある、そういった評価が意見の提案、実行が可能となります。

新人では何をいっても意見は通りません。まずは積み重ねを大事にしましょう。

向上心を大切にする

後輩に基本を伝え、経験させ、自立できるように育てましょう。

そのうえで後輩の成長に負けないよう、自分自身も向上心をもち、仕事に励みましょう。

後輩が育てば、仕事を任せられる、空いた時間に業務改善や新しい仕事にチャレンジできる。

またこの時期は現状に満足してしまうことで向上心を失いつつあります。

後輩が育つことで危機感をもてるので、抜かれないように仕事に励むことができます。

『離の心得』

過去の常識にとらわれずに、新しい枠組みを生み出す。

独立したり、会社内で新しいコンテンツを生み出すことを意味します。

守破離に至るまで

もともとこの考え方で仕事をしていたわけではありません。

自己流のルールが守破離の意味に近かったので今回当てはめさせていただきました。なので少しズレているかもしれません。

 

まず仕事を始めるにあたって未経験スタートがほとんどです。やればできるという気持ちしかありませんでした。

なので、先輩から教えていただいたことしかわかりません。

マニュアルがちがちのところからゆるゆるなところまで経験しましたが、結果的に楽なのはマニュアルがちがちです。

マニュアルがしっかりしているところは覚えるだけで、誰に教わっても一貫性がありました。

真面目にこなしていれば、評価もされますし、教育もしっかりしています。

ゆるゆるなところは仕事内容だけでなく、教育や賃金形態もゆるゆるだったような気がします。

 

仕事をしていると、達成感や学べることも多く、充実する反面、疑問や負の感情を抱くことも多くあります。

「なぜ、このやり方なんだろうか」

「この仕事に意味はあるのだろうか」

「なぜ、この上司なんだ」とか・・・

一度は誰でも思ったことはありませんか?

最初のころは悪い上司にあたると反発したり、やり方が気に入らないと意見を述べたり、やりがいを感じられない仕事はすぐにやめてしまったり

でも意見を言っても聞く耳をもってくれません。やめてもどこにでも同じような問題があります。

なので「楽しいと思える仕事をする」「居心地の良い環境を作る」ことから始めました。

 

楽しいと思える仕事をするというのは学びたいことをやってみる、楽しいと思えるまで努力してみるということです。

何も知らない環境で働かせてもらうので、基本をしっかりマスターすることを心がけ、自分の中で目標をつくりました。

目標を達成していくことで、モチベーションを上げ、次第に評価も上がりました。

居心地の良い環境を作る」というのは自分の価値観を上げる。言葉にパワーをもたせるということです。

実績のない人間が何を言っても聞く耳をもってくれません。まずは実績をつくる。

それは真似事から始まり、何が良かったのか悪かったのか考え、実行または改善していき、ユーザーからの見え方を一番に意識しました。

実績ができると話を聞いてもらえます。そして提案改善実行の繰り返しです。ほとんど失敗だったかもしれませんが経験値はたまります。

 

管理職になってもまずは基本から。整理整頓から始まり、内部情報の精査をしました。

次は外部との連携です。外の情報は内部よりも多いです。(当たり前ですが)

内部のことは把握できているので、外の情報収集でマッチするものを模索。するとなにが良くて、悪いかがわかってきます。

次第にできることが増えていき、必要なくなったものはカットの作業。

この仕事をする上で、自分ならではの価値「内部情報の把握」「効率的な収益方法」を見出しました。

 

後輩ができると、教える時間を大切にしています。私は口下手でなかなか伝わらないので、わかるまで自分の時間を割きます。

この能力は上げていきたいですね(泣)

後輩が育つ=自分の分身を作れるという考え方です。手の回らなかった仕事を進めれますし、最悪自分がいなくても問題ない状態になります。

あとは追い抜かれないように独自の強みを強化していく、新しいコンテンツを模索するというのが自己流です。

気を付けること

  • 必ず尊敬できる、信頼できる、実績がある人を目標にする
  • 上司も失敗するということも理解しておく
  • 基本的なこととは仕事内容だけでなく、ビジネスマナーもしっかり学ぶ
  • 雑務は自ら進んで行う
  • 報連相はしっかりと
  • 前向きな姿勢でポジティブに
  • 行動前のネガティブイメージはすべて抹消。まずはやってみる

尊敬できない人を目標にする人はいないと思いますが、スキルごとでも良いので考えてみてください

コミュニケーションはあの人、作業効率はあの人など

上司も成長途中で絶対ではありません。失敗することもあるというのを理解してください。

私語が多い、報連相ができない、など仕事内容だけでなく、社会的な常識のある人になりましょう。

みんなが嫌がる仕事をすることも大切です。細かいところを意識できるようになるので、すべて自分にかえってきます。

ポジティブな意識は自分にも周りにも良い影響を与えてくれます。良いと悪いは表裏一体です。

悪いことに対して打開策を見出したり、人の良いところを見ることができます。

やる前から「面倒くさい」「意味がない」「難しそう」「大変そう」

やってから言いましょう!

実際大変でも、やることで得られることが必ずあります。やってみて合わなければ違う案を考えればいい話です。

最後に

いかがでしょうか。自分ルールの割合が多くなってしまいました。

みなさんにも働き方のポリシーや価値観などはあると思いますが

「守破離」という考え方は千利休によるプロフェッショナル論です。

1500年代から現代まで広く語り継がれていることにはそれだけの理由があります。

これからなにかを始める方、なにかを学ぼうとしている方、仕事がうまくいっていない方

ぜひ一度、自分のことに置き換えて、考えてみてはいかがでしょうか!

守破離はいま自分がどの段階にいるのかを判断することで、やるべきことが明確になってきます。

私はこのブログを運営する中で「守破離」という考え方にもとづき、目標設定を段階的に行いたいと思います。

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